中田組がボランティアで抜海漁港内に重機を出動し結氷を砕く

抜海漁港で重機による氷割り

 港のほとんどが氷に覆われていた抜海漁港で2、3の両日、間もなく始まる春ナマコ漁などに備え重機を使った氷割り作業が行われた。
 1月後半から2月にかけて氷点下10度前後の厳しい寒さが続いた影響で抜海漁港内は20㌢以上の厚い氷ができ、ここ数日の春の陽気でも氷が融けず、ナマコ漁に備え抜海の漁師が厚い氷で船下ろしが出来ない状況に困っていたところ、港内で灯台更新や道路改良工事を施工している中田組がボランティアで重機を出動させ、港内の氷を砕いた。
 3日、午前9時過ぎから行われた作業を見守っていた近くの漁師は「港内結氷はよくあることだが、2月が寒かったことで厚い氷となり、氷があると船下ろしの際に船体に傷がついてしまうので助かった」と中田組の善意に感謝していた。

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