新生「北宗谷農協」発足 きのう合併式が行われ、旧稚内農協は支所に
北宗谷農協と稚内農協は1日午後、北宗谷農協本所(豊富)で合併発足式を行い、出席した両農協関係者が新しい北宗谷農協の誕生を祝った。
発足式前には理事会開き、新組合長に髙谷優氏(旧北宗谷農協組合長)、副組合長に髙橋茂樹氏(同専務)と工藤良幸氏(稚内農協副組合長)、常務理事に安田則昭氏(旧北宗谷農協常務理事)と一橋明氏(稚内農協参事)を選任した。
発足式で関係者60人余りを前に、髙谷組合長は「今後予想される厳しい環境下で組合員の営農と生活を支えるためにも、生産支援体制の構築など高度化する組合員のニーズや要望に応えるJAとして発展して参ります」などと挨拶。来賓の工藤市長(代理・川野副市長)は祝辞で「合併により地域経済や農業の活性化に必ず結びつくと確信しております」などと述べた。
合併により組合員数は495人、生乳取扱量は13万1180トンと道内で6番目の規模となる。旧稚内農協は支所となった。
ほかの新役員は次の通り。
▽理事 平野正志、渡邉敏司、白崎義文、板垣和久、皆川豊美、八重沢一男、石田晃、梶原洋樹、安達真、朝日理、藤井慶一郎、寺本哲也、高山公明、大硲秀幸▽代表監事 高江洲満▽常勤監事 本田一男▽監事 萩原義広、田中智明、西和之、高橋宏司