大沼に春告げる白鳥飛来 23日水門近くに1羽確認
春の訪れを告げるハクチョウの先発隊が、大沼の水門近くの水辺に飛来した。
シベリアへの北帰行中の渡り鳥の中継地となっている大沼は3月中旬まで氷に覆われているが、雪融け時期になると氷も徐々に融け出し水面が広がり、水門近くや声問川下流に先発隊が飛来するようになる。
晴れ間が広がりプラス1度まで気温が上がった23日午前、大沼にオオワシなどの写真を撮りに出掛けた男性が水門近くの水辺で1羽飛来しているのを確認した。ハクチョウは周辺を行ったり来たりし羽を休めていた。
24日には姿はなく何処かに飛んで行ってしまったようだが、開放面がある水辺にはマガンなども飛来し始めており、気温上昇とともに冬の間、本州で過ごした渡り鳥の北帰行が増えてくる。