育英館大が藤澤組に惜敗 カーリング混合ダブルス日本選手権3日目

育英館大の奥山・稲場組(C)JCAIDE

 カーリング混合ダブルスの日本選手権3日目の23日、予選リーグ第3戦で育英館大学の奥山美佳選手・稲場滉人選手組は強化委員会推薦チームの藤澤五月(ロコソラーレ)・山口剛史(SC軽井沢)組と対戦。途中リードする場面もあったが、最終8エンドで逆転を許し7~8で惜敗した。
 21日からの予選リーグで両チームとも2連勝し迎えた第3戦は、一進一退の攻防を繰り広げ好ゲームとなり、育英館大は第4エンドで3点を取り4~3と逆転。第6エンドで藤澤・山口ペアが2点を奪い6~4と勝ち越したが、第7エンドで育英館は3点を取り7~6と再び逆転したものの、最後の8エンドで2点を加点した藤澤・山口ペアが8~7で勝利した。
 試合後のインタビューで熱戦を制した藤澤選手は育英館大について「すごく上手。私たちのちょっとしたミスに対して相手がしっかり決めてくるのは日本選手権がレベルの高い大会だということ。地元のアイスでやってる上手さもあったチーム(育英館大)の良かった部分を私たちもまねして、次の試合でいい部分を出せればいい」と話していた。
 育英館大の稲場選手は「相手選手の凄いプレーに圧倒されつつも自分の力を発揮できました」、奥山選手は「地元開催で頑張らないといけないと思い、力を発揮できた試合」と振り返り、2人は「大会に集中して予選をしっかり戦い、プレーオフや準決勝に進めるよう頑張りたい」と気持ちを切り替えた。
 強豪チームとの育英館大の戦いぶりに稚内のカーリング関係者は「かなり善戦した」「逆転したりして面白い試合で好ゲームだった」と話していた。

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