時の話題 「大雪余話」

 今冬一番かという大雪が降り市の重機除雪が追いつかない状況だった20日、潮見が丘小児童の通学路にある保険会社に勤める知人から「大変ですよ。歩道が無いものだから子ども達が雪をかいで下校し、一部の子ども達は狭い車道を歩いていますよ。先生が付き添い集団下校するわけでもなく何か起きてからでは遅いので善処すべきでしょ」との電話をいただいた。
 この知人の連絡には今般の大雪に関し重大な事が3つほどある。
 重機除雪だが子ども達の通学路に当たるスクールゾーンの歩道除雪を他を差し置いても最初にやらなければならない。同校が2時間遅らせ休校にしなかったことが指摘するような危険な事態になった一因だ。因みに高校は、大谷は通常登下校とし、稚内は2時間遅らせた後臨時休校した。
 そして3つ目は下校時の子ども達の難行である。雪をかいで、ある子どもは車道を歩くなどというのは危険極まりなく先生が引率し集団下校するなどの措置を取るべきだった。車道を歩く子ども達に何かあったら誰が責任を取るのか。
 何も起こらなかったからいいものの、責任が重い校長は的確な指示を出すべきだし、市教委も大雪後の対策について明文化した指針を示すべきであろう。
 本を正せば通学路の歩道を除雪できなかったことであり、市教委は市(土木課)と連携し通学路歩道除雪を徹底していかなくてはいけない。
 それと枝道除雪に関しもう1点。潮見1の住宅街で1カ所、重機除雪をしていない道路があったこと付記しておきたい。

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