FDA就航10年記念し航空教室が開かれ、小中生が整備士などの仕事学ぶ 

飛行機の部品を見に集まる港小児童

 港小で16日、FDA航空教室が開かれ、参加した児童生徒が飛行機に関わる仕事などを学び、将来の参考にしていた。
 わっかない観光活性化促進協議会がFDA(フジドリームエアラインズ)稚内空港就航10周年記念事業として開催したもので、港小の4年~6年生30人と稚中1年生25人が参加し、静岡に本社を置くFDAで働く整備士の黒澤篤さん、客室乗務員の岡本愛さん、パイロットの塚田康太さんの3人から飛行機に関わる夫々の仕事について説明を受けた。
 小学生の時に見た映画で飛行機に関わる仕事に憧れ整備士になったという黒澤さんは、安全に飛行するために大きなエンジンから客室内のトイレまで機体についている全て整備していること。飛行機には車の100倍に当たる300万個の部品が使われていることなどを紹介した。
 会場には飛行機の推力を生み出すファンブレードという部品の一部や機体で使われている厚い窓ガラスなどが展示され、興味深く見ていた港小4年生の高橋拓己君は「整備士の仕事は格好いい。自分なりに調べてみたい」と目を輝やかせていた。
 午後からは南小で6年生を対象に同様の内容で開かれた。

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