稚内署と信金などが年金支給日恒例の特殊詐欺防止啓発活動
稚内信金と稚内署などは15日、信金東支店で振り込め詐欺防止啓発活動を行った。
年金支給日に合わせ行っている啓発活動には、信金と稚内署のほか、市、宗谷総合振興局、稚内市防犯指導員協議会などからの10人が啓発資材を配りながらATMや窓口を訪れたお年寄りらに特殊詐欺被害防止を呼び掛けていた。
稚内署によると、道内の1月末までの特殊詐欺事案は12件(昨年同月12件)、被害額は約4000万円(同1億8000万円)発生し、件数は変わらないが金額は大幅に減少した。稚内署管内での発生はない。
全道的には「老人ホームの入居権が当たった」などとの電話から被害につながる事件が目立っていることから、稚内署の三原生安係長は「不審な電話が掛かってきたらすぐに相談してほしい」としている。