3年ぶり冬の祭典 ”氷雪の広場” を満喫 親子連れなど9000人集まる

沢山の人が集まったモチまき大会

ミニ滑り台を楽しむ女の子たち

 稚内の冬の祭典「2023わっかない氷雪の広場」が11、12の両日、中央公園とキタカラ駅前広場で3年ぶりに開催され、9000人(11日5500人、12日3500人)の親子連れらが訪れ、冬の催しを楽しんだ。
 大会長の工藤市長は3年ぶりの氷雪の広場について「皆さんの顔を拝見しながら、やっとこの時期が来たんだなと実感しています。
北に暮らす私たちにとって雪は友達であり、この2日間、多いに冬を楽しんでください」、実行委員長の石塚稚内商工会議所副会頭の「稚内の寒さに負けず存分に楽しんでください」との挨拶あと、恒例のモチまき大会があり、集まった市民は両手いっぱいモチを集めていた。
 中央公園から駅前広場までの遊歩道には「となりのトトロ」、チェンソーマン「ポチタ」、「スヌーピー」など市民手作りの20基のミニ雪像がお目見えし家族連れが雪像の前で写真撮影するなどしていた。稚内JCが企画した雪で造ったアトラクションのタイムを競う「SASUKE」一般の部などが盛り上げていた。
 2日目は小寺稚内JC理事長の挨拶あとモチまき大会で始まり、SASUKE小学生の部などがあった。2日間通しチュービングやミニ滑り台、宝探し大会などが子供たちに人気を集め、雪が降る時間帯もあったが2日間は寒さも和らぎ天候に恵まれたこともあって多くの親子連れで大盛況だった。
 家族4人で訪れた小学4年生の男子児童は「滑り台を5回滑りスピードが出て楽しかった」と笑顔を見せた。
 会場準備や運営など担い3年ぶりの氷雪の広場を終え、稚内JCの舩木大輔まちづくり夢実現委員長は「市民の方々を笑顔にしたいとの一心でやってきました。会場で遊ぶ子どもたちの笑顔を見て、それが実現できたことを心から感謝しています。両日とも大成功で感無量です」と話していた。

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