先週のことども
道内各地で屋根の雪下ろし作業で亡くなる方がこのところ増えている。稚内でも8日、恵北で雪下ろし中に落下し50代の男性が亡くなった。昨冬に続く屋根の雪による事故は痛恨の極みである。
1月中旬から続く降雪で屋根には雪が渦高く積もり雪庇となり稚内市内各所は危険な状況にある。
雪庇となった雪を取り除こうとするのは家人として自然な行いなのだが止めた方がいい。何時落下する分からないので危険極まりなくケガでもしたら大変だ。
昨日は寒さも緩んだので落雪があったようで、実際、中央2で空き家の屋根から雪が落ち歩道を塞いでいた。市の職員なのだのだろうか除雪作業をしていた。
比較的に新しい住宅街は家の敷地も広く一般の通りがかりの人にも危険が及ぶ事はないだろうが、古くからある住宅街では隣家にも人にも迷惑を掛けられないと高齢にも拘らず一人で屋根の雪下ろしをする光景を散見する。
春に向かっていくと積もった雪が重くなる上、滑りやすくなることから「事故でも有ったら大変だ」と雪下ろしするケースがあるだろうが、年齢に関係なく業者に任せるのが宜しかろう。
折角、待ち望んだ春に向かうのに事故でも起きたら喜びが台無しになるところか取り返しのつかない事態にもなろうし注意したい。
ふと外を見ると多めの雪が降り出しており今後の事故を憂慮している。
筆者の口癖は「雪は春になると融ける」
人の心と違い季節は正直である。