稚内市が屋根雪下ろしに命綱などの対策をと注意喚起
8日に恵北で屋根の雪下ろしをしていた男性が作業中に転落し死亡したことを受け、稚内市(総務防災課)は市民に対し雪下ろし作業での注意を呼びかけている。
稚内は1月下旬以降10~20㌢のまとまった雪が降り、8日までの累積降雪量は298㌢(平年値316㌢)に達した。ここ数日で積雪が一気に増え、屋根に積もった雪を除雪する市民が多くいることから、作業する上での注意事項として①声を掛け合いながら複数人で行う②靴底や梯子に滑り止めをつける③ヘルメットを着用④命綱を装着⑤雪を屋根から落とす際、通行人など周囲に人がいないことを確認する⑥直接屋根に上がらず、地上から長い棒などで行い、雪下ろしの際、落とした雪に巻き込まれないようにする⑦晴れて気温の高い日は、融けた雪と一緒に屋根から落下する恐れがある―など挙げている。