時の話題 「統一地方選②」

 昨日、小欄で書いたよう現役では藤谷、中尾、松本勝利、田森和文4氏の不出馬が濃厚で欠員1人を加えた5議席分を埋める新人候補が6人いなければ市議選は無投票になる。
 新人候補には今のところ環境団体代表のHさん、元稚内市部長のKさん、飲食業界からMさんら2人、更にはもう一人Aさんの名前が下馬評として挙がっているが、噂の域は出ず信憑性は100%ではない。通信設備会社社長のN氏は「全く出る気はない」そうだ。
 という訳で稚内市議選史上かつてない無投票当選という汚点を残すことも十分ある。
 先日、40代の経営者と話をする中、「誰か私に1万5千票を持ってきてくれれば(市長選には)立ちますが、議員には全く関心がありません」と言っていたが、宜なるかなではある。
 二元代表制の一翼を担う議会への関心がもうちょっとあってもよかろうと思うも余りの体たらくに呆れてしまっている市民が多いということなのだろう。
 コロナの収束が見え今後、稚内というマチの地力が試されようとしている中、活力源となる議会が活性化されなければ未来は危ういと言っても過言でなかろう。
 市民の代表として市長、市当局に物申すという議会がオール与党化してはマチの活性化はなく、ただ座して死を待つことにならないのか。
 「将来は市長へ」などとの青雲の志を持った獅子達の登場を待ちたい。行政におんぶに抱っこでなく自ら振興策を立案し果敢に挑んで行く議員が一人でも多くいれば稚内というマチも変わる。

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