西浜の木村さん　旅行者の旅の安全願い、ホタテ貝殻のお守り配る　

交通安全願いお守りを作った木村さん

　交通安全運動を独自に行っている西浜４の木村巧さん（86）が、ホタテ稚貝の貝殻を再利用したお守りを作り、自宅に立ち寄った旅行者らにプレゼントしている。
　これまでウニの殻を再利用し風鈴、浮き玉などを使った人形などを製作している木村さんは、観光客が冬道で交通事故に遭わないよう上野動物園で人気のジャイアントパンダを参考にし、ホタテの稚貝を使い目や鼻はシジミなど別の貝でパンダの顔に仕上げたお守りを作った。
　自身の凧などの創作活動をネットなどで知った旅行者が自宅を訪ねてきた際、お守りを渡しているという木村さんは「お守りは沢山ありますので、欲しい人は自宅に取りに来てほしい」と歓迎している。