そよ風の会主催 巨大風車必要なのか、相沢で絵本原画展
環境問題などをテーマに活動する稚内そよ風の会は、相沢食料百貨店で絵本「キニたちの未来原画展~巨大風車と未来を考えるものがたり~」を開いている。16日まで。
余市郡仁木町で今起きている巨大風力発電計画問題を巡り、仁木町の風力発電を考える会が自主制作した絵本で、作画を担当した仁木町在住の中山奈月さんの水彩画17点が展示され、豊かな山や森に囲まれた小さな村で風車建設により電気で便利な暮らしができるとの話を聞いた村人が、山の開発で大雨による土砂崩れなど自然災害、風車病という病が起き不眠などに悩まされる夢を見て建設を思い止まり、村の自然を守っていく物語を伝えている。
キニたちの未来はユーチューブでも動画として見ることができる。
11日と14日~16日午前11時から店内で、そよ風の会代表の平尾護さんが「稚内に風車は本当に必要ですか」をテーマにギャラリートークする。