昨年の宗谷管内漁業生産高 浜値高く金額伸び、18万9709トンで652億円
宗谷総合振興局(水産課)は、昨一年間の管内漁業生産高を概数としてまとめ発表した。
水揚げ量は18万9709㌧(前年対比0・8%減)金額652億4800万円(同23%増)。水揚げ高は前年に比べオオナゴが60%、サケ・マスが42%、タラと毛ガニが共に24%増加した一方、スケソ22%、ムラサキウニ17%など減少し、全体では1366㌧と若干減少した。魚種ごとの単価が全体的に高かったことで、金額は水揚げ高が減ったにも拘らず122億2300万円も増加した。
▽ホタテ 13万4869㌧(前年対比4%減)346億4400万円(同22%増)▽サケ・マス 1万4091㌧(同42%増)111億4900万円(同48%増)▽ホッケ 1万1585㌧(同18%増)13億500万円(同33%増)▽スケソ1万1370㌧(同22%減)5億1900万円(同6%増)▽タラ 6093㌧(同24%増)8億5100万円(同34%増)▽タコ 2802㌧(同10%減)22億600万円(同17%増)▽カレイ類 1122㌧(同10%増)2億3500万円(同43%増)▽毛ガニ 1039㌧(同24%増)45億6000万円(同14%増)▽コンブ890㌧(同8%減)21億7300万円(同29%増)▽ナマコ 737㌧(同1%減)36億5000万円(同6%増)▽オオナゴ 681㌧(同60%増)3000万円(同62%増)▽エゾバフンウニ65㌧(同6%増)16億6400万円(同35%増)▽キタムラサキウニ 64㌧(同17%減)9億8600万円(同4%増)▽その他 4121㌧(同12%増)5億9600万円(同28%減)