北門神社で節分祭 年男・年女が豆まきし福掴もうと300人集まる

年男・年女の撒いた豆を拾い福を授かろうとする市民

 節分の日の3日夜、北門神社で節分祭が行われ、新型コロナウイルスの影響で中止していた一般参拝者への豆まきが3年ぶりに復活し、本殿前に集まった多くの市民が福豆を手に今年一年の無病息災を願った。
 晴れて穏やかな天候となった中、市民300人余りが本殿前に集まり、午後6時からの節分の儀式で山本宮司らによる祝詞奉上、厄を払う金幣の儀などの神事に続き、年男の阿部勇さんや相澤誠吾さん、年女の出村文江さんらが玉串を奉納し参列者の幸せと無病息災を祈願した。
 神事終了後、赤鬼と青鬼が現われ、山本宮司が「鬼は外」と追い払うと本殿前で20~70代までの年男16人と年女6人の22人が「福は内」と豆が入った袋を投げ、参拝者は福を授かろうと両手いっぱい手を伸ばして拾っていた。
 3年ぶりの豆撒きに多くの家族連れの姿があり、参加者からは「久しぶりになる神社での豆撒きは楽しかった」「いっぱい取れて福豆で宗谷牛のハンバーグが当りました」「通常が戻ってきたなという感じで嬉しい」という声があった。
 山本宮司は「天候に恵まれ、沢山の方に参加して頂いて良かった。一歩でも前進し皆さんが健康で良い年になることを願っています」と話していた。

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