稚内税関支署まとめ 昨年の稚内港貿易実績が前年倍増の182億円  

 稚内税関支所は、昨一年間の稚内港外国船貿易概況をまとめた。貿易総額は風車関連の輸入があったことから182億2700万円と前年を2・1倍の94億9644万円も上回った。
 輸出は11億7800万円(前年対比79・6%減)、輸入170億4900万円(同5・8倍)の総額182億2700万円。輸出は3年ぶりに減少し、輸出は4年連続で増加。輸出入合計は4年連続で増加。
 輸入は統計が始まった1988年以降、3番目の金額だった。
 輸出は中国、アメリカなど向けに冷凍ホタテなど魚介類7億900万円(同6・9%減)、中国、ロシアなど再輸出品4億3200万円(91・3%減)、船舶2500万円(同18倍)など。
 輸入は中国、ポーランド、デンマークから風車関連の電気製品108億2300万円(同8倍)、鉄鋼製品40億4100万円(同84・8倍)、ロシアから活ウニ1066㌧(同14・4%増)金額13億4200万円(同28・1%増)、活カニ125㌧(同41・5%減)2億4769万円(同43・5%減)など。
 外国船の入港は昨年より5隻少ない96隻。カニ船13隻、ウニ船64隻など。
 国・地域別ではロシア国籍が最も多い75隻、パナマ5隻、モンゴル1隻など。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です