増幌川沿い”ワシのなる木” 今冬も野鳥観察の人気のスポット

一つの木に集まるワシ

 増幌川沿いに天然記念物のオオワシやオジロワシが集まる木があり、野鳥観察愛好者の人気スポットになっている。
 市街地から車で30分ほど向かった増幌川沿いの木には、この時期にも凍らない川を遡上するサケ、マスを求めてサハリンやカムチャッカ半島などから越冬のため飛来したワシが集結する。
 今月に入って数は増え、多い時には一つの木に10羽以上集まる光景を見た野鳥ファンに〝ワシのなる木〟と呼ばれている。
 毎年この時期になるとワシの写真を撮りに行くという市内の野鳥愛好者は、先週末に増幌に出掛け川沿いの木にワシが羽を休めている様子を撮影した。「川沿いの木を調べたら20羽ほどが確認され、1つの木に沢山のワシがいる光景は自然の醍醐味を感じます」と話していた。
 2月頃まで観察を楽しめるという。

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