稚内市 上期外国人宿泊客僅か446人も入国規制緩和でインバウンド期待

 稚内市(観光交流課)は今年度上期(4月~9月)の外国人宿泊客延べ数をまとめた。
 446人と前年から1・1%の5人増えただけで、コロナ感染拡大前の令和元年に比べると98%の1万4570人も減少。上期は水際対策の渡航制限などにより依然として大幅な減少となった。
 主な国別宿泊数はアメリカが163人(昨年度同期35)と最も多く、次いで中国98人(同104)。3位以下は③タイ37(同2)、④ベトナム27人(同22)、⑤インドネシア23人(同30)、⑥台湾19人(同11)、⑦オーストラリア13人(同0)、⑧香港、フィリピン各7人(同4、同2)、⑨ドイツ6人(同0)など。
 上期はコロナ対策で入国規制が敷かれていたが、昨年10月から緩和され、今後は外国人観光客の回復も期待される。稚内市ではきた北海道広域観光周遊ルート事業などで培った経験や地域おこし協力隊員として勤務する台湾人女性などの協力を得て、北海道エアポートとの連携を密にすることでインバウンド誘致に努めていきたいとしている。

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