稚内、根室商工会議所がサミット 縦貫・横断道全線開通の早期実現へ向け協力を確認

サミットで挨拶する中田稚商会頭

 稚内商工会議所と根室商工会議所は11日、根室市で両市の共通課題を共有しインフラ整備などについて意見交換する「最東端(根室)・最北端(稚内)持続可能なまちづくりサミット」を開き、北海道縦貫道と横断道の早期全線開通を目指して協力していくことを確認した。
 農水産業や観光、ロシア問題など共通点が多くある両市は、北端と東端に位置し、稚内は旭川から240㌔以上、根室は釧路から120㌔以上離れ地理的不利な場所にあるが、地域振興に欠かせない社会資本整備の中でも北海道縦貫・横断道路の早期実現に向けた取り組みは不可欠として、稚内商工会議所の中田会頭の呼び掛けで実現した初のサミットには、両商工会議所や両青年部、観光協会など経済関係者30人余りが出席した。
 会議の冒頭、中田会頭は「最東端、最北端の〝生産空間〟に人が住み続けることの意味を改めて発信し、両端地域の未来に夢と希望をつなぐ機会としたい」、根室商工会議所の山田康志会頭は「北海道縦貫、横断道路は、これからの北海道開発の肝となる路線であり実現するよう期待する」など夫々挨拶した。
 会議は「第9期北海道総合開発計画に期待する北海道縦貫・横断道路ネットワーク」をテーマに①経済②観光③将来ビジョンの3分科会で意見交換し▽両市は農林水産と観光を担い重要な生産空間であり、国全体の安定と発展に大きく寄与する地域▽両地域の生産基盤を更に充実するための社会資本整備として、北海道縦貫・横断道路の延伸による交通ネットワークの早期実現を図っていかなければならないとした。
 今回のサミットで確認された共通課題を地域の声として、今月下旬に道開発局(札幌)を訪問し、北海道縦貫道・横断道の早期全線開通を求める要望活動を行う。

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