宗谷岬に1700人集まる 初日の出叶わずも花火などで祝う

宗谷岬での打ち上げ花火

 「初日の出inてっぺん2023」が1日、宗谷岬であり、曇り空で初日の出を拝むことはできなかったが、1700人余りの市民や観光客が新年を祝った。
 わっかない観光活性化促進協議会(事務局・稚内観光協会)によると、一般1600人、東京や札幌などからのツアー4団体80人、宗谷バス運行のシャトルバス2台で30人が訪れ宗谷岬の駐車場には車429台、バイク92台、自転車28台が並んだ。
 遠くは大阪、佐賀などから日本最北端での年明けのイベントに足を運び、打ち上げ花火などで新年を祝った。
 今年は来場者への記念品として3年ぶりに干支のキーホルダーがプレゼントとされ、配布時には100メートルほどの長蛇の列ができた。
 高台の旧海軍望楼近くで寒さに耐えながら多くの人が初日の出を期待し待っていたが、東の空は厚い曇に覆われ、日の出を見ることは叶わなかった。
 毎年、初日の出イベントがある時には必ず宗谷岬を訪れているという市内の40代男性は「曇り空で初日の出を見ることはできませんでしたが、今年一年が良い年になることを期待しています」と話していた。

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