時の話題 「市長選について」
昨3日、東京箱根間大学駅伝競走を見たあとに回したNHKのお笑い番組で「笑うと悪いものが出て行く。兄夫婦が出て行きました」と洒落が利いた言葉を聞き、ちょっとばかりほっこりした。
40、50代の頃はお笑い番組も見ていたものだが、還暦を過ぎて以降、ニュースとスポーツ、NHKの時世ものしか視聴せず凝り固まった思考の固執性が強まる中、偶に他の番組に触れるのは悪いことでなく、それは他人の話を聞くことにも通じるようだ。
社説という体裁ながら〝私小説〟にも近いような論調には当然賛否があるも今更、今のありようを変える気もなく、この先思うに我執が顕著に出た偏った書き方になるのでは―と自分の事ながら懸念している。
我執という点では国も企業も押し並べて頑固で偏執的なトップは少なくなく、現下のプーチン、習などはその部類に入り自国民だけでなく他国民も悩ませる。ウクライナ人はいい迷惑である。
翻って稚内市のトップ工藤市長はどうなのか。この方、かれこれ3期12年間、市長を務めているが、公務員上がり宜しく先ずは真面目で変な話はとんと聞いたことがない。評価すれば二重丸とまでいかぬも丸一つだろう。
ここまで災禍真っ最中でもあり4月23日投票の稚内市長選への立候補表明していないが、今月中には出馬を表明することになろう。
工藤氏の対抗馬はここまで何も聞こえてこない。しかし「無投票はダメ」との世論はあり誰も立候補しないとは限らない。
持論を認めると選挙あった方がいい。