時の話題 「選挙戦の行方」

 ドミノ倒しでもあるまいし次から次へと大臣が辞める体たらく。日本共産党の小池書記長曰く「この内閣は政権の体をなしていない」と。
 それにしても異常である。政治家の失言は今更のことでもないが高額の歳費を得ているにも拘らずお金のごまかしさえ平気でする。政治家でなく詐欺師に近い行状には「政治家辞め飛ぶ鳥になり本分だろう」との川柳が浮かぶ。ちなみに「飛ぶ鳥」はサギのことだ。
 更に続けるなら、ここまでよくぞ墜ちたものである。国民の代表たるを忘れ偉そうに阿呆な持論を公けの場で話し、錬金術を駆使し金太りしようとする見下げた魂胆。呆れてしまい言葉も出ない。
 国会議員に右倣え、ましかも知れぬが〝それ以下〟(失礼?)議員の体たらくも目に余り人口が減り続ける稚内では前回と同じく来年の市議選は定数18人(一人欠員)のまま執行されるようだ。
 人口減った分、普通交付税も当然減らされるのに議員定数が維持される道理は通るものでなく議員諸君は何を考えているのか。全くもって図々しい。
 な訳で市議選に始まる前から白け鳥が飛んでいるので市長選に話を移そう。
 12月議会での出馬表明はなかったが、工藤市長の4選立候補は確実視される。市庁舎移転改築問題が曲り形にも解決をみて現下はコロナ禍だけが問題となる中、思うに災禍収束の兆しが顕著になる頃まで表明延ばすも筆者が見る限り100%選挙に打って出るであろう。
 ただ巷間には無投票は避けなければ―という勢力あること記す。

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