市立稚内病院でまたクラスター発生 30日まで診療制限延長

 新型コロナウイルスのクラスター(感染者の集団)が発生し診療制限している市立稚内病院は22日午後、17日と20日に新たな集団感染が確認されたとして診療制限を30日まで延長すると発表した。
 今月11日に同一病棟内に勤務する職員6人と入院患者16人の集団感染が発生し、14日にも別の病棟で職員1人と患者7人の集団感染が確認されて以降、病院では緊急・救急患者を除く入院患者の受け入れを休止するなど診療制限を強化している。
 現時点で集団感染が終息する兆しが見えないとして、30日まで緊急・救急患者を除く入院患者の受け入れ休止し緊急の手術以外は原則延期する。外来は通常診療しているが、今後の感染状況によっては診療体制を縮小する可能性もある。
 通院に不安のある人は電話による診療や処方箋の発行などの対応している。

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