19日蜃気楼出現 海面と大気の温度差で

 稚内市街地の建物などが歪んで見える蜃気楼と見られる現象が19日現れ、市内の70代男性が撮影した。
 ここ数日は強い冬型の気圧配置が続き、今シーズン一番の寒気が入った19日、朝方にかけ声問、沼川などでは氷点下10度前後まで下がった。この冷気が流れ込んだ海面付近と大気の温度差によって光が折れ曲がり蜃気楼が現れたとみられる。
 19日午前、市街地から宗谷岬方面に向かっている途中、富磯海岸から蜃気楼現象を見た男性は「市街地は建物が折れ曲がったり、一部の陸地が消えたりして面白い現象だった」と話していた。

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