天北堆

 師走とはよく言ったものだ。12月に入り年の瀬が近づくほど忙しさに輪が掛かってくる。アレをコレをと気だけ焦るうち日にちだけが師を置いたまま走り去ってしまう。師置=捨ておくに改めればいいのにというほどだ◆百八つある煩悩を除夜の鐘で取り払い正月=睦月を迎える。1年三百六十五日の一日に過ぎない元旦だが、一年の計は元旦にありと言われるほど厳かでありピリッとしない堆子もこの日だけは襟を正す。御神酒を飲みモチを食べお節料理に舌鼓を打つ◆変わり映えしない一年を歩み出すわけだ。

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