時の話題 「商品券発行を」
来春市長選への4選出馬表明せずとも、これまでの3期11年間と現在3期目の実績を述べるということは実質、立候補表明したということになると、筆者はみている。
副市長を経て市長選に打って出た工藤氏はその4年前の横田市長との選挙戦で僅か302票差という僅差で惜敗した長谷川伸一氏との選挙戦を216票という票差で制し市長に就任した以降、安定した市政運営をし、稚内市の財政を好転させたのは市政を知り尽くした同氏の経験の賜として評価する一方、巷間には「今ひとつ出来ていない」などとの批判もあるのは確かだ。
筆者思うに行け行けどんどんの時代(浜森市長時代)は市長の企図することはほぼ実現できたであろうが、基金(貯金)を増やし地方債(借金)を減らしたといえ、稚内市の台所事情が往時には到底及ばない訳だから予定どおりに事は運ばない。しかし、この11年、目立った停滞なく市政を遂行できたのは市長の手腕と言えよう。
市長の言うとおり未だ収束みえないどころか勢力をもたげようとしているコロナ禍に全力を尽くさなければならず個人事の市長選言及は時期尚早と判断したのだろうが、選挙ギリギリまで表明を遅らせるのは現職市長として得策でないので留意したらいいだろう。
プレス紙として提言したい。つい先日、書いたよう市民向け商品券発行をお願いする。現金でなく稚内経済を回すため子育て世帯に厚く、一般世帯にも程々、発行したらいかがか。商工会議所の協力をもらい出来るだけ早く実現すること願っている。