稚内市歴史・まち研究会 「コースにストーリー性を」と稚内赤れんが通信所の活用法探る

 稚内市歴史・まち研究会(富田伸司会長)は3日午後、文化センターで稚内赤れんが通信所の活用について考えるフォーラムを開き、歴史的建築物に詳しい専門家から施設の今後の活用法を探った。
 太平洋戦争開戦から81年が経つ8日夜、恵北にある稚内赤れんが通信所で平和祈念の灯りが催されるのに合わせ、関連事業として開催したフォーラムに参加した市民、関係者34人を前に、富田会長が通信所のC棟、過去に大雪で屋根が崩落したことがあるB棟の修復完了までの経過説明などし「古い建物を全て残すのは不可能ですが、この地域にとって本当に貴重な建物についてはなんとか保存し活用を考えていかなければなりません」と話した。
 続き札幌市立大学の羽深久夫名誉教授が「稚内赤れんが通信所の魅力と道内の歴史的建造物」と題し講演。保存というのは施設を維持するための運営費を自分たちで捻出すること、活用とは人を呼び込むことだと説明し、稚内には旧瀬戸邸、北防波堤ドームなど歴史的価値のある施設があることに触れ「赤れんが通信所を中心にストーリー性がある各地を巡るコースを考えると面白い」などと提案した。
                                       (武田誠司)

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