時の話題 「十二月師走」

 暴風雪となり稚内らしい冬を迎えた。常套句となった感のある「早い(速い)もので」今年も残すところ1カ月。本紙は先月下旬にカラー印刷機を導入したものの、他のオフセット印刷機同様「暴れまくり」(吉田国境社長)印刷が遅れ読者の皆さんに配達される時間がいつもより2時間遅れ、挙げ句は1・2面ともカラー印刷できないという日々もあったものの、ここに来て暴れも収まりつつあり印刷担当職員の習熟度も高まっているのでそろそろ平常時間帯での配達が可能になるのかなと願っているところである。
 長々と会社の事を書き綴ってきたが、市民の皆さんにとって今年はどうだったのか。コロナ禍中、うっ屈した毎日をだいたいの方々が送ってきたことでしょう。であっても生きて行かなくてはならず食べるにはお金がなくてはならず仕事に精を出したことでしょう。
 その生きる前提となる食料品が、普段、食品の値段に頓着ない筆者でさえ感じるほど上がった。家計を遣り繰りする妻は溜め息を洩らしながらチラシと睨めっこし、日曜の買い出しの際、運転手の筆者に行き先を告げる。爪に火を灯し生活しているのに食料品の値上げは爪火に破綻来すような絶望的なもので、嘆き節なら未だしも絶叫さえ聞こえてくる。
 街を俯瞰すると行政は兎も角、議員の無作為には腹が立つ以上に諦念と絶望の二感に襲われる。市民の切実なる声を聞き市長に物申さなければならぬのに遂行力ゼロに等しき体たらくだ。議員数削減の自助力も発揮できず漂流する議会に期待するのは夢幻なのか。

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