グリーンファクトリー社 今年最後は1500トン珪藻土移出 袖ケ浦、四日市に荷揚げ
稚内グリーンファクトリーによる今年3回目の珪藻土船積み作業が26日、末広埠頭東岸壁で行われた。
建材販売メーカーチヨダウーテ社の住宅用調湿石膏ボード建材に使用されるもので、増幌産の吸放湿効果が他の珪藻土より優れていることから平成13年から移出を始め、今年は2、6月と同様、今回も1500㌧移出する。
積み込み作業は、午前8時から貨物船泰山丸(499㌧)にクレーン車2台使い積み込まれていた。
積み込み作業は夕方には終わり、順調に行けば30日に袖ケ浦、その後四日市で陸揚げされる。
グリーンファクトリー社の渡辺社長は「道内メーカーの受注も増えてきている。移出については、現在の年4500㌧から6000トンに増やしていきたい」と話していた。