企業戦士らを顕彰 商工会議所主催の企業・勤続従業員表彰
稚内商工会議所の第11回会員企業表彰式・第72回勤続従業員表彰式が22日、サフィールホテル稚内で開かれ、創業100年~30年までの企業47社と10年未満の11社のほか、73事業所215人の永年勤続従業員を表彰した。
中田会頭が「企業環境が厳しい中、地域経済を支えてきた企業、多年に亘り高い勤労意欲を持ち職務に精励された従業員に敬意を表します」と挨拶。続いて創業100年の相澤食料百貨店の福間敏彦取締役営業部長ら出席者に企業表彰、勤続25年の市長特別表彰並びに勤続10年~50年の代表者に表彰状が授与された。
表彰企業を代表し福間部長、勤続従業員を代表し冨樫誠(西條稚内店)さんが謝辞を述べた。
福間部長は「あっという間の100年でした。当初は宗谷の海産物、そのご青果を扱い30年前からスーパーマーケットの業態となって今日に至りますが、取引先企業や足を運んで下さるお客様にはお礼の一言しかございません。今は非常に厳しい時代ですが、地元のスーパーとしての役割を果たし、今後も社業発展に努めていきたい」と話していた。
勤続従業員表彰45年の柳浦干城(66歳)=石塚建設興業=さんは「入社以来、建築一筋に歩んできた。手がけたものが形として残るやりがいある仕事ですが、担い手も少なく1年でも長く勤めてほしいと言われ本日を迎えることができました。自分ではやり遂げたとの思いはありますが、この賞を機にこれからも体が続く限り続けていきたい」と話していた。