時の話題 「カラー化に向け」

 今週木曜日からの稚内プレス紙カラー印刷に当たって印刷機と製版機の搬入作業が昨20日に行われた。搬入前にはこれまで使ってきた機械の撤去作業が行われ、クレーンを駆使し行う作業を見守っていて感じたのはプロの卓越した作業の遣り方であり、この道一筋の本質を垣間見る思いがした。
 設置されたカラー印刷機などは23日まで試運転し24日から稼働。皆様の許にプレス史上初めてカラー写真や広告の紙面をお届けすることには経営者として万感の思いがし、社長になり念願だった仕事を遣り遂げたという満足感に浸っている。
 しかし大事なのはこれからで、新しいプレスを発行するだけでなく内容も充実させて行かなければならず、新しい機械導入に糠喜びすることなく編集と製作ほか、新聞社にとって肝心要となる遺漏なき配達態勢を構築して行かなければと気持ちを新たにしている。
 カラー印刷に関し本紙並びに稚内市広報紙に告知していることもあって先日、高齢とみられる男性読者から「カラーにするのはいいが購読料を値上げするんですか」との電話があったので「当面、値上げする予定はございません」と答えたが、世の中、何もかも値上げされており、業界を取り巻く状況も新聞紙インクなど資機材が10%以上も上昇しており何時まで値上げせず持ち堪えられるものか―と煩悶している。
 小紙の始まりは月額50円で、100円→200円→500円→600円と値上げした経緯あるも創業者である前田彰翁の「読者には安く」の精神は忘れないようしたいものだ。

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