天北堆

 さっぱりだった礼文沖のイカ釣り漁がここに来て漸く百箱台に。日に1万箱以上も稚内漁協市場に上場されることがあった礼文沖のイカ漁はこの3年、惨めなほどの不漁で、17日は幾らか溜飲が下がったといえ220箱では油代にもならない◆不漁の中でも稚内港に停まり好機を待つ勝宝丸の藤野船長の辛抱強さには舌を巻く。偶に係留している岸壁に行くと人慣こい顔で漁がいい時には「イカ持っていけ」と愛嬌たっぷり話しかけてくる。見ず知らずの他人に優しく出来る心の大きさを持ち合わせた人物である。

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