時の話題 「難題だらけの日本」

 稚内商工会議所の5部会会員が一堂に会する合同部会で話題になったのは物価高騰と人手不足、それと来年導入される消費税のインボイス制度であった。
 インボイスは消費税に8%と10%が混在しているのが制度導入の端緒であり、ここに浮上してきたのが売上1千万円未満の消費税免税業種の〝益税〟を質そうというものでは?―と、筆者は勝手に考えている。
 何を買うのにも仕入れするにも消費税が付与された物を買うのだから免税業態とはいえ「益税」と決めつけるのもどうかと思うが。人間というのはほんの僅かでも得をしている他人と比べる嫉みから何やかやと批判する。
 今、巷間ではインボイスの煩雑さを指摘する声があるが、この制度は売り買いを帳面(伝票)に起こす商売の基本に則ればよくアレコレ懸念する向きはあるもそれほど問題は起きないのではないかと浅薄に考えている。どうなることやら。
 物価の高騰に関しては下々の私どもには対処しようがなく政府に解決策を委ねるしかない。人手不足も日本国の構造的な問題が噴出したものなのだろうが収束に向けた糸口は地域や個々の企業努力によって解決を見出せるのではと、安易だが思ってはいる。
 若者には休暇の日を子育て世代には給与など手厚い処遇をすればいいわけで、人材派遣など効率面しか考えぬ都会ではある意味、難しいものと見られるが稚内など地方都市では派遣などほんの僅かだと信じているので、経営者の腹次第で可能なのではないのか。
 要は社員・職員に慈しみを持てるかだ。

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