時の話題 「高齢者の道路横断」

 昭和の時代、家族が茶の間に揃って観ていたバラエティ番組「8時だョ!全員集合」。ザ・ドリフターズのコントに釘づけになった思い出が懐かしい。
 そのドリフのメンバーである仲本工事さんが今月18日に交通事故に遭い亡くなった。
 事故現場は、横断歩道や信号機はなく横断禁止の標識のある交差点で、30~40㍍先に横断歩道があるものの普段からここを渡る人は絶えないという。
 警察庁が発表した交通事故死者数は、2021年2636人と統計開始以来最少で1970年の1万6765人と比べると実に1万4000人も減った。
 65歳以上の死者内訳では、自動車運転中29・1%、自転車同16・4%、二輪車同6・4%、歩行中は47・5%となっている。全年齢の歩行中の交通事故死者941人のうち65歳以上は722人と76・7%を占めている。
 ただ全て高齢者が悪い訳でなく、歩行中亡くなった人の46・6%は運転手の方に責任がある。今回の仲本工事さんのように横断違反や信号無視を原因とする事故は47・6%と高く、どっちもどっちになるのか。
 当然、ドライバーは歩行者の安全に注意して運転しなければならないが、普段市内でも横断歩道のない道路を渡る人を見かける。
 しかし、高齢者は自分が思うほど歩行スピードは速くなく緑内障などで視野が狭まると車が視界に入っていないこともある。
 日没早くなり高齢者は目立つ服装や反射シールで、車も周囲が明るくても早めの点灯でお互いが気を付け合い悲惨な交通事故を防がなければならない。

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