切歯扼腕の国際交流 市議会総経委 中止の検討もと鈴木議員

 市議会総務経済常任委員会が25日、市正庁で開かれ、稚内市の国際・国内交流の現状と実績・課題及び今後について(調査事項)、立地適正化計画、稚内市への訴訟の判決結果、稚内市役所新庁舎建設(以上報告案件)の4項目について質疑が交わされた。
 国際交流に関しては三谷国際交流課長がサハリン州のネベリスクコルサコフ、ユジノサハリンスク3市、フィリピンのバギオ市、米国アラスカ州のアンカレジ市との交流状況を説明。鈴木茂行議員(公明党)はウクライナ侵攻により途絶えているサハリン州3市との交流・交易に関連し稚内市がユ市に設置していたサハリン事務所の今の状況を質した。答弁した三谷課長は「(コロナ禍で)昨年秋以降、閉鎖しており現地職員とはオンラインで情報交換している」と述べ、経済などサ州全般に亘る情報は稚内日ロ経済交流協会(末広3)を通して入手していると述べた。
 鈴木議員が一衣帯水にあるサハリン州との交流以外のバギオ、アンカレジとの交流について中止のニュアンスが強い「切り換えるべきだ」と詰め寄ると「今は休眠状態にあるが民間の草の根交流が始まりであり、行政(稚内市)として難しい判断になるのかな」と佐伯企画総務部長は答えていた。
 田端かがり議員(自由クラブ)が稚内市内に住む育英館大学留学生ら外国人との交流について質すと、三谷課長は「企業の研修生ともども交流を促そうとする問題意識はあり、今後は経済効果などに資する人的交流を推し進めていきたい」とした。育英館大学留学生との交流については佐伯企画総務部長が「言葉という壁はあるが、留学生の皆さんが稚内市内で活躍するよう願っている」と、卒業しても稚内に残らない留学生の実態に触れていた。
 国際交流については横澤輝樹議員(自由クラブ)、千葉一幸議員(志政会)からも質されていた。

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