副港市場1階にストリートピアノ設置 中山さん夫妻の思い実現
副港市場1階ホールで22日午後、誰でも自由に演奏できるストリートピアノがお披露目され見学に来た親子連れが演奏を楽しんだ。
稚内の子どもたちに音楽に触れる機会にと稚内吹奏楽団副団長の中山亮さん(稚内通信設備社長)と調律師の妻ちほさん夫妻が1カ月かけて設置の準備を進めてきた。
富岡幼稚園年長児と潮見が丘小児童が稚内を題材に描いた300枚の絵柄がラッピングされたピアノのお披露目セレモニーで、市内のゴスペルグループ「ソウルサーチン」が歌を披露した。
親子連れが楽しいそうに演奏する姿を見て中山さんは「子どもたちがピアノを通じて音楽を楽しんでもらえれば」と期待を寄せ、妻ちほさんは「演奏を聞いてる回りの人も楽しそうにしてくれたので(設置して)良かったです」と話していた。