100年向けファンが支援 抜海駅でイベント 道内外から16人参加

抜海駅広場でイベントを楽しむ参加者

稚内駅行きの列車に乗り込む参加者

 JR宗谷線の抜海駅で16日、「抜海駅・ビール&珈琲ミーティング」が開かれ、神奈川や茨城県などから訪れた鉄道ファンや市民が駅の存続願いイベントを満喫した。
 抜海町内会やクトネベツ町内会の人たちでつくる抜海駅100周年(令和6年6月25日)事業実行委員会が駅100周年に向けた取り組みとして企画したもので、稚内駅発の名寄行き列車で午前10時46分、抜海駅に到着した参加者は、駅前広場でアイヌ楽器トンコリ奏者のアラヤ・タツロウさん(苫小牧)による平和を願った曲や抜海駅への思いを歌った曲を聴きながら地域の人たちに振る舞われた抜海産のホッキ貝焼きなどを食べ、生ビールや下沼駅前の湧水を使って炒れたコーヒーを飲みながら抜海駅周辺の景色、地域の人たちと駅の魅力などについて語り合った。
 駅100周年記念事業に向けたクラウドファンディングで寄付し今回のイベントに参加するため初めて抜海駅に訪れたという茨城県からの男性(53)は「木造で昔懐かしい雰囲気がある駅に来て本当に良かった。いつまでも駅を残してほしい」、新聞記事を見てイベントに参加した稚内の女性(74)は「駅の存続に力になればと参加しました。いつまでも残してほしいものですね」と話していた。
 朝、抜海駅に立ち寄った神奈川の男性が応援スタッフとして参加するなどし午前の部12人・夜4人の合わせて16人が参加したイベントを終えた実行委員長で抜海町内会の森寛泰会長は「抜海駅のために遠くから来て頂いて本当に有難いです。1年半後に100周年を迎える駅への思いを高めて、皆さんと一緒に駅を守っていきたい」と話していた。

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