時の話題 「動物愛護」

 毎年約7万2000頭もの犬や猫が自治体や動物愛護センターに引き取られ、2020年には約2万4000頭が殺処分された。実に一日65頭にもなる。
 動物愛護法では、広く国民に命ある動物の愛護と適正な飼育について理解と関心を深めてもらうため、9月20日~26日を動物愛護週間を定めている。
 改正動物愛護法により今年6月1日から、ブリーダーやペットショップで販売される犬猫にマイクロチップ装着が義務付けられた。
 災害時の迷子や盗難などの際、飼い主の判明が容易となるほか、捨て犬、捨て猫防止にも効果がある。
 ここ最近、稚内市で野犬掃討で捕獲された犬はいない。宗谷総合振興局では、保健所で引き取った犬や猫にできるだけ生存の機会を与えるため「新しい飼い主探しネットワーク事業(譲渡会)」を行っている。
 コロナ禍で自宅で過ごす時間が増え、ペット需要が高まっていると聞くが、確かに散歩する犬が増えたように感じる。
 劣悪な環境での多頭飼いをテレビ番組で観るが、幸い稚内ではそのような問題はないようなものの、後を絶たないのが、のら猫への餌付けで苦情が市に寄せられているという。餌を与えるだけで飼っていないのだから何も責任はないと考えていても、近所は糞尿など迷惑を被る。
 責任ある飼い主は、家族の一員として大切にし、一日でも長く暮らすため、何かあれば病院に受診する。
 市内唯一の動物病院は常に満杯状態だ。
 その病院が来年6月末閉院する。多くの病院難民が出るだろう。

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