昨夜、最後の同窓会催す 南中7期生18人参加し旧交暖める

 昭和32年に卒業した南中第7期生が6日夜、市内のホテルで最後の同窓会「傘寿+1~ふるさと交流会」を開き、稚内や遠くは東京などから参加した同窓生が旧交を暖めた。
 昭和16年生まれの金田一京子さん(81)=はまなす2=が発起人となり、卒業生211人に連絡を取って2001年の還暦旅行から始まった同窓会はこの21年間で、稚内など道内外で8回に亘って開催されてきた。
 コロナ禍で一昨年と昨年は中止し、19年以来3年ぶりに9回目、最後の同窓会として開くことになり、稚内から10人、東京、埼玉、札幌、中頓別など道内外から8人の18人(女14人)が参加した。
 金田一さんの「元気で長生きしたから集まれたことに嬉しく思います。皆さんの顔を見てこんなに幸せな事はありません」との挨拶で始まった同窓会で、参加者は卒業でのクラス写真を見ながら当時5クラスあった3年生の時の学校行事などの思い出話しに花を咲かせながら2時間余りを過ごした。
 東京から参加した大熊茂男さん(82)は「60年以上前の事なんで当時の事は忘れてしまいましたが、稚内で再び同級生と会うことが出来こんなに嬉しいことはない」と話し、準備や同窓会しおり作成など行ってきた金田一さんは「80歳を過ぎているので亡くなられた仲間もいますが、元気なうちに最後の同窓会をやれて良かった。体元気にボケずにこれからを楽しく過ごしていきたい」と笑顔を見せていた。(武田誠司)

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