週末雑感
ウクライナ、故安倍総理の国葬、物価高など、この1週間も変わらず喧しいが、とみに変化が見えるのはここまで苦しめられたコロナ感染症の減少で、いわゆる第7波も収束に向け歩み出したと見てよいようである。
重篤化しないとされながらも全国の感染者が一日27万人を超えた頃にはワクチンをしているとはいえ心胆寒からしめ30万人への備え(その頃、宗谷管内の感染者も3桁に届こうとしていた)、即ち何時自らや家族、会社の人間にうつっても致し方なかろうと、個人的には覚悟を決めた。
家族が感染することはなかったものの、濃厚接触者として自宅待機させられ、親戚や社員とその家族の感染には危機が目前に迫り休刊することも検討しなければならないだろうと腹を決めていた。
他とて同じような状況に追い込まれた会社などあっただろう。経営者、従業員の心中を推し量る時、辛い日々だったであろう。ご同情申し上げる。
このような逼迫した状況にあっては中国のよう〝ゼロコロナ〟目途に都市を完全封鎖するのも有り得ることだが、民主・資本主義国家の日本で出来ることでなく、当然自らの予防に全力を尽くすのは勿論、神頼みもあったのではと推量する。
感染の峠を越えピークアウトする中「次の第8波も」と案ずる人は少なくない。7波まで苦しめられたのだから疑心暗鬼になるのはしょうがないことではある。
ワクチンなど対処する手立てを持ち、大声上げずに飛沫を防ぎ、手指消毒、換気に留意すれば8波起きても慌てなくて済むか。