稚内署など死亡事故現場を診断 標識倒れるなど不具合確認

 11日に更喜苫内の市道で発生した交通死亡事故を受け、稚内署など4団体は15日、現場診断を行った。
 11日、国道40号から抜海方面に抜ける市道を走行中の豊富町の60代男性のバイクが路外に逸脱し、搬送先の病院で亡くなる単独事故が発生した。
 この事故を受け、今後の交通安全に繋げようと稚内署、市、宗谷総合振興局、稚内交通安全協会から8人が参加し現場診断を行ったもので、大庭稚内署交通課長らは、現場となった右カーブ周辺を見て回り、カーブを知らせる標識が除雪作業などによって倒れていること、外側線、中央線などが消えかかっていることを確認。稚内署からは市道を所管する市職員に対して標識を修理することや交通死亡事故が発生したという看板を設置するよう要請した。
 市の担当者は「標識はすぐに直し、注意喚起の看板を立てたい」と話していた。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です