来年春から供用開始 稚内霊苑に3000体埋葬する合葬墓

 稚内霊苑の一角で一つの場所に複数の遺骨を埋葬する合葬墓の工事が進めらており、管理する稚内市は来年春からの供用開始を予定している。
 核家族化や少子高齢化で墓の見守りができない家庭が増えていることなどのニーズを受け、市(生活衛生課)は、宗谷管内では猿払村に続き2カ所目、稚内では初めてとなる合葬墓を建てることになり、稚内霊苑の稚内港を一望できる場所の約30平方㍍の敷地に事業費約1600万円をかけて整備する。
 埋葬方式は親族などから骨箱・骨壺を納骨業者が受け取り、地下合葬室に直接埋葬するもので、約3000人分を埋葬する。
 今年春から行われている工事で大理石製の床などが整備され、近く黒御影石などを使用した墓石の取り付け作業が行われることになっている。

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