時の話題 「3年ぶりの商談会」

 日曜日、宗谷経済センターで鹿児島に本店がある百貨店山形屋と稚内観光物産協会(中陳憲一会長)加盟会社との商談会があった。コロナ禍中、3年振りの商談会であった。
 山形屋の歴史をネットで検索した。創業したのは江戸時代の1751年で、百貨店にしたのは大正時代初期と古く、地方百貨店の先駆けで神戸以西での百貨店第1号となった。
 山形屋の社名を冠した百貨店は全国各所にあるが「山形屋」の称号は鹿児島本店だけであり他は山形屋名乗るも原則、独立採算制を採っている。
 資本金1億円。2022年2月期売上高は352億2500万円で総資産262億2300万円。従業員は全店で787人(21年4月1日現在)。
 道内での買付け行脚は札幌、旭川、北見、帯広などで行われ稚内は最後だった。宮崎店で10月25日~11月7日、鹿児島本店で11月4~24日まで開かれる北海道物産展のための買付けであった。
 コロナウイルス派生種オミクロン株の感染が収束しつつあるとはいえ稚内協会加盟各社からの参加は少なく戸惑いがあったのかと思料している。
 しかし、それも感染状況が落ち着くと共にコロナ禍以前のように参加事業所は増えるだろうし、買付け側の百貨店も増えることが予想され、全国的な物産展で稚内の産品が買物客の目に触れ認知度を高めることであろう。
 オミクロン株以外の派生種の感染拡大、第8波到来懸念されるもウイズコロナ、アフターコロナへの動きは顕在化しており、稚内名産品の商機は高まって行くことであろう。

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