和服でもてなし実行委 インドネシアなどの女性3人が着物姿でマチ散策

竹内さんの案内で旧瀬戸邸を見学した3人

 稚内和服でおもてなし実行委員会(竹内ひとみ代表)による街歩きツアーで1日、幌延で働く外国人女性3人が着物姿で北門神社など中央地区を散策した。
 幌延のビジネスホテル「北斗荘」でのインターンシップ(就業体験)ためインドネシアから来日した20代の女子大生2人と、ホテルで社員として働くベトナム人女性の3人は、日本文化を学ぶため街歩きツアーに参加し旧瀬戸邸、北門神社、北防波堤ドームの順で見学した。
 竹内さんから着物を着付けてもらった3人は最初に訪れた旧瀬戸邸で縁側や茶室、宴席を再現した部屋など日本建築を見て回ったり百人一首も体験した。北門神社では本殿へ参拝に行く前に身の汚れを清めるための習わし「手水」を教わったりお参り方法などを学び日本文化に触れた。
 祖国の大学で日本語を専攻しているというインドネシア人女性2人と、2年前からホテルで働いているというベトナム人女性の3人は着物での街歩きツアーに「着物は綺麗でした。日本語を学ぶのは楽しく、とても貴重な体験ができました」と喜んでいた。
 3人を案内した竹内さんは「着物を喜んで頂いて良かったです。稚内で体験したことを思い出にし日本を離れたとしても、また遊びに着て頂いたら嬉しいですね」と話していた。

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