サケ遡上防止柵設ける トベンナイ、チララウスナイ2河川
宝来地区にあるトベンナイ川、大黒・末広地区を流れるチララウスナイ川にサケ遡上を防止する防護柵が設置された。
毎年9月になるとサケが遡上するようになる2つの河川では、サケの来遊がピークになると群れが遡上し、途中で息絶えた死骸の悪臭が問題化する。このため管理する稚内市(土木課)が設置しているもので、30日に市から業務を請け負った建設業者が防護柵を取り付けた。
トベンナイ川では河口から10㍍ほどの上流に1㍍以上の高さがある柵と防護網が取り付けられ、チララウスナイ川には河口から100㍍ほどの上流に柵が設置された。
チララウスナイ川での作業を終えたあと、トベンナイ川で柵を設置していた作業員は「チララの河口付近でサケが1匹おりました」と話していた。