恒久平和を誓う きのう稚内市戦没者追悼式営む

式辞を述べる工藤市長

 77回目の終戦の日を迎えた15日、文化センター小ホールで稚内市戦没者追悼式が執り行われ、参列者は484柱の御霊に敬けんな祈りを捧げ平和への誓いを新たにしていた。
 遺族10人含め関係者70人余りが出席した中国歌演奏のあと、工藤市長がロシアによるウクライナ侵攻などに触れ「戦争の悲惨さと平和の尊さを風化させることなく未来へと語り継ぎ、希望に満ち溢れて健康で心豊かな社会を築いていくことが、今を生きる私たちに課せられた重要な使命であり、あの悲しい歴史を二度と繰り返すことのないよう、この日を心に刻み、平和の誓いを新たにし、市民の皆さんと共に稚内の発展に全力を尽くすことを誓います」などと式辞を述べた。
 正午に合わせて黙祷したあと吉田道議、岡本市議会議長ら来賓4人が追悼の言葉を述べた。続いて献花台に工藤市長が花輪、遺族ら参列者は一輪菊を捧げ、戦没者の冥福を祈ると共に恒久平和を祈念した。

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