インボイス制度周知向け 利根川稚内税務署長

 稚内税務署長に着任した利根川誠氏(55)は「国税庁の使命である納税者の自発的な納税義務の履行を適切かつ円滑に実現する税務行政を目指したい」と抱負を語った。
 利根川署長は旭川市出身。昭和60年、札幌国税局を振り出しに函館税務署総務課長、東京国税局川崎北税務署副署長など歴任。前任は札幌徴収部統括国税徴収官。
 稚内での勤務は初めてで「風が強く寒いイメージだったが、実際には過ごしやすいと感じています」と印象を語った。
 登録申請の期限が来年3月に迫っているインボイス制度の周知などに早急に取り組まなければならないとし、令和5年度10月から制度が開始されることから「事業者の皆さんに制度の理解を深めてもらい、対応や準備を進めて頂きたい」と話しコロナ禍が続く中でのe―Taxでの申請も合わせ普及させたいとした。
 趣味はウォーキングとスポーツ観戦。「天気の良い日に白い道を歩いてみたい。利尻登山にも挑戦できれば」と話していた。

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