146億2500万円にも 5年間で最高 稚内港上期貿易額 風車関連部品で激増

 稚内税関支署は、今年上半期(6月末)の稚内港外国貿易概況をまとめた。輸出入総額は過去5年間で最高の146億2500万円に達した。
 輸出2億600万円(昨年同期対比2・1倍)、輸入144億1900万円(同12・6倍)の146億2500万円(同11・7倍)輸出は2年ぶり、輸入は4年連続し増加し総額は2年ぶりに増加した。
 3〜6月までの間、風車関連部品の輸入があり、上半期の金額の大半を占めた。
 輸出は中国向けに冷凍ホタテなど魚介類1億7300万円(同78・7%増)、バングラデシュ向けの中古船舶2500万円(同全増)、中古車両などその他300万円(同7・2倍)だった。
 輸入は風車関連部品の電気製品93億7700万円(同27・9倍)鉄鋼製品35億5300万円(同全増)、活ウニ9億9100万円(同69・1%増)。
 6月の貿易額は1979年からの統計史上、1カ月間の輸出入金額としては過去最高の56億1400万円に達するなど、風車関連の輸入によって金額を伸ばした。
 外国船の入港は昨年同期と比べ4隻多い66隻。

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