宗谷管内も連休明け感染急拡大 振興局定例懇 18~24日151人 医療従事者も

 原田稚内保健所は25日、開かれた定例報道懇話会で宗谷管内の新型コロナウイルス感染状況について説明した。
 18〜24日までの新規感染者は151人おり10万人当たりの感染者数は245・1人(前週87・6人)と、約3倍に急激に増加。24日現在で自宅療養者187人、宿泊療養者1人。入院している人は11人おり、管内の病床使用率は40%に達している。
 原田保健所長は、16〜18日までの3連休以降、感染が拡大し医療従事者らエッセンシャルワーカーでも感染が発生しているとし「管内では比較的感染経路が追えていることから今は市中感染には至っていないが、このままだと今後が懸念される」と話していた。
 札幌など感染急増地域との往来で感染が拡大していることから、飲食時の会話の際のマスク着用、札幌などの往来で感染の不安を感じた場合は道のPCR無料検査を受け、混み合う場所の換気、若者のワクチン接種を求めている。
 辻井宗谷総合振興局長は「感染拡大が止まらない状況。感染対策を徹底し地域一丸となってなんとしても感染を抑えたい」と話していた。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です