週明け熱中症注意 稚内消防署 これまで3人救急搬送

 今月に入り稚内でも気温が25度を超える夏日を観測し、熱中症で救急搬送された人がいることから、稚内消防署は来週からの暑さに注意するよう呼びかけている。
 毎年7~8月にかけて熱中症で搬送される人がおり、稚内消防署によると、7月7日に40代男性、9日70代男性、稚内で今年一番の28・3度という暑さを記録した10日に90代女性と、これまで3人が自宅などにいて体調を崩し救急搬送され、病院で熱中症と診断された。
 熱中症は高温多湿な状態の時に体内の水分や塩分バランスが崩れ発汗などにより体温調節が出来なくなり体に熱がこもることで起きるもので、めまいや頭痛、吐き気などのほか酷い場合は痙攣や失神を起こし死亡するケースもある。
 稚内地方気象台の週間予報で稚内は週明け以降、25度の夏日が予想され、26日からは27度まで上がる予報で暑さへの抵抗力が弱い幼児やお年寄りは注意が必要。休憩や水分補給を忘れず、体調管理に十分注意してほしいと呼びかけている。

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